売上高は過去最高を記録
将来への成長投資を開始
同社は3DーCAD(3次元コンピュータ支援設計)による機械設計とシステムソフトウェア開発の受託を展開。受託型請負、常駐型請負、派遣の3形態で、すべて直接雇用の社員である技術者が対応する。売上高のうち自動車やその関連が約7割、電機関連やソフトウェア関連などが約3割を占める。
コア業務領域は「自動車用ランプ、内装、ボデー関連」「電装部品、機能部品、HV・EV関連」「シャシー部品、空調関連」の3分野。電動自動車化されても残っていく領域に技術者を集中させていることが強みだ。機械設計専門の高い技術はメーカー各社から信頼を受けている。
2022年9月期には、売上高93億6200万円(前期比3・8%増)と過去最高を更新した。一方、利益面では18年9月期が最高でその後は減少している。これは、同社が将来のための投資を先行させているためだ。
「この2、3年は、改革すべき勝負の時期だと考えています。顧客の潜在的ニーズを解決する独自ソリューションの開発投資によって、ある程度利益率を落としても、持続的な発展のために長い目で取り組んでいきます」(進顕社長)
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