全国約9300の駅を収集
同社の2020年12月期の業績は、売上高28億5500万円、営業利益8億6300万円。サービス別売上比率は、位置情報連動型ゲームを含むソーシャルアプリサービスが売上の約8割、着メロなどのコンテンツサービスが残り2割弱を占める。
位置情報連動型ゲームとは、スマートフォンのGPS機能を利用したゲームのこと。同社が配信するのは、全国約9300の鉄道駅を対象にした位置ゲームだ。中でも主力の「ステーションメモリーズ!」(略称:駅メモ!)は、パートナーである個性的な美少女キャラクター「でんこ」を育成しながら、通学・通勤や旅先などで駅を収集したり、プレーヤー同士でバトルを繰り広げる陣取りゲーム。20~40代を中心に幅広い層に支持されている。
基本利用は無料だが、キャラクター収集や育成のためのガチャ(1回500円)、駅収集の際に使うライセンス(1回500円)やレーダー(6個セット310円)などアイテム毎の課金制の収益モデルとなっている。
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