新型コロナの影響で
事業構造が変化
リソルグループが展開する事業セグメントは、「ホテル運営」「ゴルフ運営」「リソルの森(CCRC)」「福利厚生」「再生エネルギー」「投資再生」の6つ。事業間シナジーを発揮しながら、施設運営と投資再生の両軸で多角的に事業を展開している。
2020年3月期までは、ホテル運営が売上高の約50%を占める主力事業だった。しかし新型コロナの影響により、100億円を超えていたセグメント売上高は、約50億円まで半減した。
「ホテル運営事業は、直近2年間で計約46億円の赤字を出しました。ホテルの一本足打法だったら大変なことになっていた。連結で黒字を維持し、配当もできたのは、ゴルフ運営事業と投資再生事業で凌いだからです」(大澤勝社長)
22年3月期の連結業績は、売上高209億200万円、営業利益6億8500万円。セグメント別売上高比率は、ホテル運営23%、ゴルフ運営23%、リソルの森14%、福利厚生4%、再生エネルギー9%、投資再生27%(右図参照)。20年3月期に約7%だった投資再生事業の比率が大幅に増え、グループの収益を支える事業構造に変化している。
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