主力は建設技術者派遣
売上比率約8割占める
コプロ・ホールディングスは、付加価値の高いエンジニア派遣領域に特化し、建設技術者派遣、プラント技術者派遣、機械設計・開発技術者派遣を展開している。2022年3月期の連結業績は、売上高155億8900万円、営業利益16億2100万円。
主力は、建築、土木、設備工事の各現場に施工管理技術者(現場監督)を派遣する建設技術者派遣であり、売上比率約8割を占める。
プラント技術者派遣では、鉄鋼・化学・食品などのメーカーに対し技術者を派遣し、プラント設備の新設や保守・改修工事の施工管理業務を行う。売上比率は約14%であり、契約の長期化や利益率が高いことを特徴とする。
19年にグループ入りした子会社アトモスの事業である機械設計・開発技術者派遣では、自動車・航空機・家電製品など製造業の設計・開発から生産技術およびアフターサービスに至る領域において技術者を派遣している。売上比率は約5%を占める。
名古屋に本社を置き、全国に10拠点を展開。顧客企業数は600社以上にのぼる。月間2000件以上の案件を取得し、このうちスーパーゼネコン(大林、鹿島、清水、大成、竹中)5社からの受注が約2割を占めている。
現在、無期雇用社員、有期雇用社員合わせて約2200人の技術社員が在籍している。無期雇用と有期雇用の比率はおよそ半々であり、無期雇用社員を増やす取り組みを推進している。
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