オリエンタルコンサルタンツホールディングス 【2498・スタンダード市場】

専門技術集団6社から成る建設コンサル
堅調な需要背景に30年売上高1100億円へ

オリエンタルコンサルタンツホールディングスは、社会インフラの調査、計画、設計、施工管理、維持管理等に関するコンサルティングを主たる事業として国内・海外市場に展開している。建設インフラの堅調な需要を背景に、2022年9月期業績は全項目で過去最高を更新した。中期経営計画では「社会価値創造企業」を掲げ、30年9月期の売上高1100億円、営業利益70億円を目指す。
オリエンタルコンサルタンツホールディングス-野崎 秀則

野崎 秀則(のざき ひでのり)

代表取締役社長

1958年9月23日生まれ、京都府出身。立命館大学理工学部土木工学科卒。82年オリエンタルコンサルタンツ入社。2005年取締役執行役員、09年代表取締役社長、ACKグループ取締役に就任。13年オリエンタルコンサルタンツ代表取締役社長に就任(現任)。

22年9月期過去最高更新
営業利益は11期連続増益

同社の母体であるオリエンタルコンサルタンツは1957年に創業し、道路、鉄道等のコンサルタント事業で発展した。その後、M&Aを重要な成長戦略として組織を拡大。現在、主要6社でグループを構成している。

2022年9月期業績は売上高773億3800万円、営業利益37億1200万円で着地。全項目で過去最高を更新した。また、営業利益は11期連続で増益を達成した。

事業環境は良好だ。国内では国土強靭化対策により国の公共事業の予算は基本的に約6兆円が確保されており、防災・減災関連業務や維持管理業務等が堅調に推移している。海外では、開発途上国でのインフラ整備の需要が依然旺盛であり、同社においてはインドやフィリピンなどの大型鉄道案件を受注した。

同社の営業利益率は約5%であり、建設コンサルタントの業界平均の約8%に比べ低めの数字だ。しかし、同社は積極的に投資を行っており、その成果が出てきて営業利益率が着実に向上している。
「確実に利益を増やしていくことが大事であり、事業投資や研究開発にしっかり投資して企業規模を成長に導いています。新しい事業や技術モデルにチャレンジし、人にも投資しています。それによって確実に成長し利益率が上がっていくと考えています」(野崎秀則社長)

有料会員限定

続きを閲覧するには会員登録が必要です。
すでに会員の方は
ログインして閲覧してください。

ログイン SEARCH