ブルーシートなど
合成樹脂のパイオニア
合成樹脂繊維「フラットヤーン」とは、ポリエチレンやポリプロピレンのフィルムを短冊状に切断・延伸した糸のこと。萩原工業は、その国内トップメーカーである。
前期業績は、売上高は前期比12%増の296億円、営業利益は同1%増の27億円、営業利益率は9・2%。セグメント別に売上高をみると、フラットヤーンやその織物、最終製品などで構成される「合成樹脂加工製品事業」は8割となった。
同事業で扱う商品点数は、何万種類にも及ぶ。「糸ひとつとっても、色、太さ、重さ、など様々な製品があります」(浅野和志社長)
用途別に同事業を分けると、①産業資材(総売上高の34%)、②シート・建築資材(同21%)、③生活資材(同21%)、④その他(同4%)、の4カテゴリとなる。
有料会員限定
続きを閲覧するには会員登録が必要です。
すでに会員の方は
ログインして閲覧してください。