建材が売上の約6割占める
近年は電子・デバイスが好調
高島は「建材」「産業資材」「電子・デバイス」の3事業を展開する多角的専門商社だ。22年3月期の業績は、売上高は前期比8・1%減の740億5400万円、営業利益は同10・9%増の15億4700万円となった。
同社の中枢事業は、売上の56・7%を担う「建材事業」。商材は、壁材、基礎杭工法、断熱材、太陽光発電パネル、インテリアなどだ。販売網を全国に構築しており、企画・設計から施工まで、幅広い工程で顧客のビジネスを支援している。
売上の24・5%を占める「産業資材事業」では、アパレル大手のOEMや、鉄道車輛部材提供、自動車メーカーや電機メーカーへの物流用樹脂資材提供などを幅広く手掛ける。
近年同社の成長を牽引している「電子・デバイス事業」の売上割合は18・5%。国内外に事業所7拠点、自社工場2カ所を構え、部品調達や製造受託をグローバルに展開している。
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