Lib Work 【1431・グロース市場】

デジタルマーケティング駆使した住宅販売に強み
工務店向けプラットフォームビジネスにも着手

通常、住宅販売はモデルハウスで集客をすることが通例である。しかしLib Workではインターネット黎明期の2001年からHP上に展示場を開設。WEBを起点とした集客により集客コストを下げ、低コスト高クオリティの住宅提供を実現している。また同社では無印良品やAfternoon Teaなどとのコラボ住宅や、イオンモール内へのモデルハウス設置、3Dプリンタハウスの開発、ハウスメーカーに向けたAIによる提案書作成サブスクサービスなど、斬新なビジネスモデルで業界にイノベーションを起こしている。
Lib Work-瀬口 力

瀬口 力(せぐち ちから)

代表取締役社長

1973年生まれ。熊本県山鹿市出身。熊本大学大学院法学研究科修了。弁護士を目指していたが、1999年、創業者である父親の死をきっかけに瀬口工務店(現:Lib Work)入社。2000年、代表取締役社長に就任(現任)。趣味は読書と映画鑑賞。

異業種コラボ住宅が好調
熊本から全国へ出店加速

同社ではWEBやYouTubeによる集客、デジタルマーケティングを強みに戸建住宅の企画・施工・販売を行なっている。熊本県の従業員4名の工務店を、二代目社長の瀬口氏が大きく改革。2019年6月には東証マザーズに上場させ、現在社員は300名規模だ。近年はファッションブランドなどとの異業種コラボ住宅の好調により全国出展が加速。23年6月末には35店舗に拡大予定だ。

22年6月期の連結売上高は、前期比46・3%増の137億6100万円、営業利益は同36・9%増の6億6600万円で着地。ウッドショックや資材高騰の中でも、2年連続の増収増益、過去最高売上・過去最高益を更新した。

 

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