主力は防災設備事業
売上比率約6割占める
日本ドライケミカルの2022年3月期の連結業績は、売上高447億9300万円(前期比4・0%増)、営業利益28億2700万円(同16・7%減)。
事業の主力は売上比率約6割を占める防災設備事業だ。自動火災報知設備(自火報)やスプリンクラー設備など、消防法で設置を定められる消防設備の設計・施工を行う事業であり、建築防災、プラント防災、船舶防災、トンネル防災などを展開している。
2つ目のメンテナンス事業は売上比率18・6%を占める。消防法は年に2回の法定点検を義務付けており、同社は有資格者による保守点検及びそこから派生する修繕、改修工事などを行っている。
3つ目の商品事業は売上比率21%。各種消火器類の製造販売をはじめ、あらゆる防災用品の仕入れ販売を行っている。
4つ目の車輌事業は各種消防自動車の設計・製造を行う事業であり、売上比率3・1%を占めている(23年3月期1Qより組織再編に伴い車輌事業は防災設備事業に含む)。
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