創業約90年の業界代表高品質サービスで業績好調
同社の歴史は、1932年に葬儀業のパイオニアとして創業した「公益社」から始まる。1994年、業界で初めて株式を上場。2004年に現社名へ商号変更すると、翌年に同業の「葬仙」、翌々年に「タルイ」を子会社化した。現在、同社は同3社に加え、施設管理などの葬儀関連事業を担う「エクセル・サポート・サービス」の計4社を運営。公益社は首都圏と近畿圏を中心に47会館、葬仙は山陰地方に12会館、タルイは兵庫県南部に11会館の計70会館を展開している。
前期(2019年3月期)の連結業績は、営業収益は前期比3・5%増の207・7億円と6年連続で増収。利益面では、2014年から進めてきた既存会館のリニューアルなどによる資産有効活用化が実り、軒並み2桁増を達成した。葬儀件数はグループ全体で約1・4万件を施行し、葬儀専業最大手の地位を長年堅持。配当も前期までに3期連続増配しており、今期は年3円の増配を予定する。
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