乳原料・チーズを主力に
食肉や機能性食品原料展開
ラクト・ジャパンの2023年11月期連結売上高は1583億2800万円。主力の「乳原料・チーズ部門」が70・6%を占め、「食肉食材部門」が11・5%、「アジア事業・その他」が17・8%となった。
「乳原料・チーズ部門」は同社の基盤事業だ。世界20カ国以上から脱脂粉乳や全粉乳、バターなどの乳原料やチーズを仕入れ、国内の乳業・菓子などの食品、飲料、飼料メーカーなどに販売する。北米、欧州、オセアニアに調達拠点を置くグローバルネットワークを展開し、世界の酪農主要国からの調達力と専門性を強みとする。
「食肉食材部門」は、豚肉を中心とした食肉と生ハム・サラミなどの加工品を海外から仕入れ、国内の食品メーカー、卸売会社などへの販売を行っている。
「アジア事業・その他」は、東南アジア・中国における乳原料販売部門(商社)と、アジア地域でのチーズ製造販売(メーカー)、乳由来のプロテイン原料などを扱う機能性食品原料部門の3分野がある(機能性食品原料部門は24年11月期から独立したセグメントとして展開)。
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