全国472棟・1万4129室の高齢者住宅を運営
学研グループの高齢者住宅は、サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)とグループホームが中心だ。全国30都道府県に拠点を展開し、運営棟数は472棟、居室数は1万4129室(21年6月1日現在)。内訳は、サ高住が136拠点7483室、グループホームが283拠点5399室、他に、有料老人ホームや都市型経費老人ホームなど。また、居宅介護支援事業所や訪問介護事業所、デイサービス等の在宅サービスも運営する。
学研HDの20年9月期の売上高は1435億6400万円、営業利益は50億7500万円。セグメントは、教育分野(教室・塾、出版コンテンツ、園・学校)と、医療福祉分野(高齢者住宅、認知症グループホーム、子育て支援)の2つ。医療福祉分野における高齢者福祉事業の売上は、20年9月期の実績で558億円だ。学研HD内では、学研ココファンと、18年にM&Aでグループ入りし、認知症高齢者向けグループホーム「愛の家」を全国展開するメディカル・ケア・サービス(以下、MCS)の2社が、高齢者福祉事業を担っている。
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