成約件数増で大型案件も拡大
M&A市場で高い信頼を醸成
ストライクの業績が好調だ。同社の20年8月期第2四半期の売上高は35億800万円(前年同期比60%増)と、上期としては過去最高を記録。同社は1997年に社長の荒井氏をはじめとした公認会計士が主体となって設立。M&Aの仲介、企業再生の支援などを展開している。売り手企業と買い手企業の双方から着手金と成約報酬を得ており、売上高の大部分を成約報酬が占めている。
売上高と成約組数は年ごとに増加し、19年8月期は過去最高の売上高50億7700万円(前期比35・6%増)、成約組数は104組となった。近年では全体的に成約単価が上昇する傾向にある。
「主要な顧客である年商1億円から100億円の中小企業の案件を広げていったことで、トップ案件の高さが変わってきている。また会社の規模に関わらず、当社のコンサルタント個人への信頼感の強さを感じる。M&Aは個の勝負になってきていると考え、良い人材がいたらすぐに採用することにしています」(荒井邦彦社長)
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