8割がエンド向けの独立SI
独立系IT企業の日本コンピュータ・ダイナミクスは、情報処理産業の黎明期にあたる1967年に創立。50年以上に渡り、法人向けにシステム開発や運用・保守サービスを手掛ける老舗システムインテグレーター(以下SI)だ。
日進月歩のIT革新を背景とした企業の情報化投資増に支えられ、SI業界では需要旺盛な時代が続く。一方で、大きな収入源にはなるものの利益率が低い受託開発事業(大手SI企業からの下請業務)に依存するSI企業は多い。
そんな業界において同社が際立つ点が、「主体性」のある仕事が多いことだ。
「当社は創立当時から、IT事業の約8割がエンドユーザー向けの直請事業です。また、その多くが30〜40年と付き合いのある企業。長期的に取引させていただいているため、安定的に収益を上げています」(下條治社長)
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