純国産WAF「攻撃遮断くん」
AIがサイトに合わせ自動運用
WAFとは「ウェブアプリケーションファイアウォール」の略で、ウェブアプリケーションへの攻撃を検知して防御するサービスのこと。同社は、主力製品であるクラウド型WAF「攻撃遮断くん」をはじめ「WafCharm(ワフチャーム)」、「Managed Rules(マネージドルールス)」などのセキュリティサービスを自社で開発、提供している。
同社売上の約8割を占める「攻撃遮断くん」は、外部からのサイバー攻撃を遮断し、個人情報漏えいやウェブサイト改ざん、サービス停止などからウェブサイトを守るサービス。
2013年のサービス開始以降、建設や金融、航空など1000社以上、1万2000以上のサイトに採用されている。
「攻撃遮断くん」のタイプは、ウェブサーバに直接インストールする“エージェント連動型”と、一旦「攻撃遮断くん」専用のサイトを経由することでセキュリティを守る“DNS切り替え型”の2つ。費用は月額課金制で、エージェント連動型は月額4万円から、DNS切り替え型は月額1万円〜80万円となる。
「日本ではアメリカのWAFサービスを国内企業が買って運用するケースが多い。当社は社内で開発したAIエンジンを使い、日本のセキュリティ情勢に合わせたサービス提供・運用をしています」(渡辺洋司代表取締役CTO)
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