サイバーセキュリティクラウド 【4493・グロース市場】

ウェブサイト保護サービスで採用数日本一
2大クラウドサービスにも製品を提供

企業のウェブサイトがサイバー攻撃を受け、個人情報の流出やウェブサイト改ざんなどが起きると、企業経営に大きなダメージを与えかねない。このような危険からウェブサイトを守るのが「WAF(ワフ)」というサービスだ。サイバーセキュリティクラウド(4493)は2013年12月以降WAFの開発・提供を行っており、クラウド型WAFサービス「攻撃遮断くん」で導入社数・サイト数合わせて国内ナンバーワン(※1)を獲得している。
サイバーセキュリティクラウド-渡辺 洋司

渡辺 洋司(わたなべ ようじ)

代表取締役CTO

1975年生まれ。明治大学理工学部情報科学科を卒業。大手IT企業の研究開発のコンサルティングを手掛ける企業において、クラウドシステム、リアルタイム分散処理・異常検知の研究開発に携わる。2016年、サイバーセキュリティクラウドCTOに就任。17年同社取締役CTO、20年ソフテック代表取締役社長。21年1月、サイバーセキュリティクラウド代表取締役社長兼CTOに就任。21年3月、同社代表取締役CTOに就任(現任)

純国産WAF「攻撃遮断くん」
AIがサイトに合わせ自動運用

WAFとは「ウェブアプリケーションファイアウォール」の略で、ウェブアプリケーションへの攻撃を検知して防御するサービスのこと。同社は、主力製品であるクラウド型WAF「攻撃遮断くん」をはじめ「WafCharm(ワフチャーム)」、「Managed Rules(マネージドルールス)」などのセキュリティサービスを自社で開発、提供している。

同社売上の約8割を占める「攻撃遮断くん」は、外部からのサイバー攻撃を遮断し、個人情報漏えいやウェブサイト改ざん、サービス停止などからウェブサイトを守るサービス。

2013年のサービス開始以降、建設や金融、航空など1000社以上、1万2000以上のサイトに採用されている。

「攻撃遮断くん」のタイプは、ウェブサーバに直接インストールする“エージェント連動型”と、一旦「攻撃遮断くん」専用のサイトを経由することでセキュリティを守る“DNS切り替え型”の2つ。費用は月額課金制で、エージェント連動型は月額4万円から、DNS切り替え型は月額1万円〜80万円となる。

「日本ではアメリカのWAFサービスを国内企業が買って運用するケースが多い。当社は社内で開発したAIエンジンを使い、日本のセキュリティ情勢に合わせたサービス提供・運用をしています」(渡辺洋司代表取締役CTO)

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