マーケティングオートメーションの先駆者
中計で営業利益率20倍以上の成長想定
シャノンは主に企業の営業マーケティング活動をクラウドで自動化・効率化する、マーケティングオートメーションシステムの開発・販売を行っている。新規見込み客の獲得や育成をWeb訪問・メール開封・セミナー参加などの履歴データに基づいて分析。顧客ごとの購買意欲の高さが数値化されアプローチの優先順位が一目瞭然となり、営業活動を効率化できる。また、展示会開催などの申込受付管理やバーコード・QRコード来場認証、アフターフォローなどイベント業務全般を効率化するサービスも提供している。
同社は5年前の上場以来初となる、中期経営計画を発表した。期間は3カ年で、数値目標として最終年度の2024年10月期に売上高67億円、営業利益率10・1%を掲げる。これは21年10月期より売上高3倍、営業利益率20倍以上になる計算だ。売上成長率は年率30%以上を予定している。このようなチャレンジングな目標への施策については、大きく分けて二点あるという。
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