不動産販売が8割強
築20年超の物件に強み
同社のセグメントは、不動産販売、不動産賃貸、不動産管理の3つ。メインは不動産販売で、2019年2月期においては売上高の84%を占める。商圏は、東京、埼玉、千葉、神奈川の1都3県だ。
不動産販売では築年数の古い中古不動産の再生販売を得意としてきた。駅から徒歩15~20分程のところにある、空室率が高く割安な築20年以上の物件を狙い、リノベーションやリーシング(賃貸募集活動)を実施、資産価値を高めて不動産投資家へ販売する。建物単価は平均1~3億円。年間25件程を取り扱い、前期は同事業でおよそ45億円を売り上げている。
「埼玉や千葉などの郊外では、想定利回り11%程度で回っている物件を買い、リフォームをして、1~1・5%引いたくらいの率で販売します。大家さんはセミプロのような方が多いので、販売差益は12~13%を目標としています」(松本俊人社長)
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