創業から確実な業績成長
商品数と顧客数を拡大
同社はBtoBの事業所向け通販「ASKUL(アスクル)」「SOLOEL ARENA(ソロエルアリーナ)」や、BtoCの一般消費者向け通販「LOHACO(ロハコ)」などを日本全国に展開している。21年5月期の売上構成はBtoB事業が82%、BtoC事業が16%だ。
同社は1993年、文具会社プラス内に設立された新規事業「アスクル」がスタート。商品をメーカーから直接仕入れ自社で顧客に配送するビジネスモデルを確立し、95年には利用登録数が10万オフィスを突破。97年には分社化し「アスクル株式会社」として営業を開始した。
2000年には売上高400億円を超えるとともにJASDAQ市場に上場。03年には売上高1000億円、06年には1500億円と着実に業績を伸ばす。04年にはメディカル&ケア事業、08年には工場系MRO(企業が現場で消費する間接材)にも参入し、取扱商品数と顧客数を拡大してきたが、リーマンショックで伸び悩んだ。12年にはヤフーと業務・資本提携し、BtoCのECサービスであるLOHACOの提供を開始。その後12年には売上高2000億円、16年には3000億円、20年には4000億円と着実に成長をみせている。
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